昨日、会員のKさんをお見送りしました。
ひとり暮らしが困難となり入居される時に、施設の方から身元引受の依頼をされました。まだ、成年後見の対象とはならないとのことでした。
コロナの影響で面会できず、入所半年後に急に体調を崩され、初めて直接お会いできたのはこのお別れの時でした。
参列したスタッフ4人と斎場の方でふるさとなど数曲の歌を歌い、スタッフや斎場の方が準備してくださったたくさんの折鶴でご遺体のまわりを満たし、Kさんを偲んで語らい、お別れしました。
参列出来ずとも思いを伝えてくださった施設の方やケアマネさんたちも含め、皆の温かい心に包まれた一時でした。
家族や友のようにご本人との関係を少しでも築いてこその支援だと思う一方、たとえ、短い間柄でもこうして温かく見送ることが出来るのだと学びました。
それが出来たのも、ご本人の思いを尊重しようと努めてくださった施設の方やケアマネさん、そして、知らせを受けてから歳の数78羽の鶴を折ってくださった斎場の皆さんなど、多くの方々の真心のおかげです。
でんでん虫の会がお役に立てる大切な活動だと改めて教えて頂いたご縁に感謝します。