年金だけでは厳しい医療費負担増

中卒で50年勤めあげて1カ月の年金約12万円。

倒れて入院した時の医療費を分割で支払うために生活を切り詰めて、食べるのを我慢して低血糖に。ひとり暮らしの男性。生活費支払支援と食料支援をと、ささえりあ(地域包括)から相談されて支援に入りました。

 

今日10/15は年金日だったので、次の年金日までの支払い予定を一緒に立てました。8月から医療費1割負担になってよかったと思っていた矢先、エアコンが壊れて修理代がさらに分割払いで追加されました。「いつもより病院分割分を減らしてもらいましょう」と言うと、「早く払わなければ」と何度も口にされました。支払いが終わるまではフードバンクの食料なしには乗り切れない状態です。民生委員さんも相談に乗ってくださっていたようですが、毎月のように支援に入るのは困難です。誰かに負担がかかりすぎないように、いろんな所が連携していくことの大切さを改めて感じます。もし、家族や知人がいたとしても、その負担が大きいと続かない。

 

でんでん虫の会は、制度の狭間になりやすい身内が担う役割を求められることが多いですが、ニーズが増えるとともにボランティアの限界も見えてきました。会を支えるのも一部の有志だけでは無理な状況です。

 

フードバンクのように窓口に広く多くの方から支援が集まる仕組みが作れるといいなと思います。その一歩として、マンスリーサポーター募集キャンペーンに初挑戦を企画しています。毎月500円~寄付額を指定して応援していただける仕組みです。ささえ愛の社会がそうして広がっていくことを願って!

 

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